創業130余年の和菓子店。老舗ながらも気軽に入れる店作り
円頓寺本町商店街に店を構える和菓子店「松露堂」は、
明治10年(1877年)に創業しました。
名古屋市中区の伊勢町(現・丸の内3丁目~錦3丁目のあたり)で開業し、
戦後に円頓寺へ移転、現在は5代目が店主を務めます。
▲外観
店頭には色鮮やかな琥珀糖が並び、SNSを通じて若い世代にも支持されている
看板商品のひとつは、店名の由来ともなっている「松露糖」。
北道産有機小豆で作ったこしあんを丸め、
砂糖をすった“すり蜜”にくぐらせて乾かした半生菓子です。
▲松露糖
看板商品「松露糖」は、小豆、砂糖、水あめのみで作るシンプルなお菓子
もうひとつの人気商品「きんつば」は、店頭で店主が1つずつ丁寧に焼いています。
一面ごとに衣を薄くつけては焼き…の繰り返し。
最後には金シャチの焼き印がおされ、かわいらしい姿に。
▲きんつば
中には粒あんがぎっしり入った「金鯱きんつば」。予約は1個からOK
「遠方からお買い求めいただくお客さんもいらっしゃるんですよ」
と女将が教えてくれました。
また、店頭には色鮮やかな琥珀糖が並び、
SNSを通じて若い世代にも支持をされています。
岐阜出身の女将は、10年前にこの地へやってきました。
「名古屋駅から近いところに、昔ながらの商店街があることが意外でした。
子どもと一緒に商店街のスーパーや、お好み焼きの『甘太郎』さんなど利用しています。
近所の人と顔をあわすことも多く、保育園からの帰り道で
『ただいま』『おかえり』とあいさつするなど、いい雰囲気の街。
当店も気軽に来ていただける店作りをしていきたいです」。
松露堂
住所
名古屋市西区那古野2-16-10
電話
052-586-4514
営業時間
9:30~18:00、木曜は~17:00
定休日
日曜、月1回の月曜休
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